魁皇、お忍び観戦の母の前で記録達成…名古屋場所4日目
◆大相撲名古屋場所4日目 ○魁皇(突き落とし)豊ノ島●(13日・愛知県体育館) 大関・魁皇が千代の富士が持つ史上最多の通算1045勝に並んだ。あと1勝に迫りながら3連敗を喫し休場の危機に立たされていたが、西前頭2枚目の豊ノ島を突き落としで破り、難産の末に大記録に到達した。
母の愛が1045勝目を呼び込んだ。母・栄子さん(66)はこの日、福岡・直方市から新幹線で名古屋入り。今場所初めて愛知県体育館まで足を運び、東側の2階イス席からひっそり我が子の雄姿を見守った。「本人に教えたら、気を使わせてしまいますから」。魁皇にも周囲にも観戦することは伝えていなかった。
大記録達成の瞬間は、飛び上がって喜んだという。「(3連敗で)あまりにも大変な状況になってしまったんで。まさか飛び上がるとは思いませんでした」。母も苦しみ抜いた3日間。4日目のチケットは以前から確保していたもので、運命的な記録達成となった。「本人は忙しいでしょうから」と、魁皇とは会わないつもりだという。5日目は観戦せずに直方へ戻る予定だ。
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